オーダーメイドで実現できる

篩分け理論

振動篩の概要

一般に振動篩の用途は、大きく3種類に分けられます。

(1)工場出荷製品用
粉や粒などの製品の最終工程で、サイズを揃えることを目的とします。適切なサイズの網目を選定することにより、微粉を取り除く、あるいは大きな粒を取り除くことが出来ます。また網を2段にすることにより、その両方を同時に実現することが可能です。
(2)中間工程での大まかなサイズ選別
リサイクル等で詳細な選別を行うための前工程として、大まかなサイズ選別を行います。不定型な処理物に対し、目詰まりなく、連続運転できることが要求されます。
(3)破砕機の前処理としてのサイズ選別
採石における破砕機等の前工程で、機械に余計な負荷をかけないためのサイズ選別を行います。丈夫である事、24時間連続稼働が出来る事等が求められます。

このように同じ振動篩でも、用途により、網形状、振動条件が違ってきます。場合によっては、振動機本体の形状まで変わってきます。振動篩に求められる要件は、

  • 網目に目詰まりがなく、連続運転が出来ること。
  • 網の交換が、簡単であること。
  • 内部に、ボルト、ナット等の異物が混入しないこと。
  • 防塵対策ができること。

等があります。お客様の用途に合わせて、

  • 最適な網目および形状の選定をする。
  • 網に合わせて、最適な振動条件を選定する。
  • 最適な本体形状をデザインする。

豊富な機種と経験を持つ当社が、オーダーメイドすることにより、最適な提案をいたします。